大阪府出身の日本人作曲家・ピアニスト。
「隆」は旧字体で表記される。
作曲においては、ジャズ・クラシック・現代音楽の要素を融合させた独自の作曲形式を確立しておりピアニストとしては、自身の作品の演奏を中心に活動している。
即興性溢れるジャズや自然をテーマにした作品から、絵画・文学・浮世絵・ダンス・建築といった他の様々な芸術から着想を得た作品まで、その音楽のスタイルは極めて自由かつ幅広く、個性に富んでいる。
近年は映像とのコラボレーションによる音楽も数多く手掛けており、映像音楽の作曲家としても活動の幅を広げている。
自身の作品によるコンサートは世界各国に及び、オリジナルアルバムは50作品を超える。
シンプルで繊細かつ壮大な心震わせるメロディーと、ピアノから紡ぎ出される透明な音の響きから、「ピアノの画家」と称される。
80年代からかぶり始めた帽子がトレードマークとなっており、演奏の際にも必ず身につけている。ピアノはベーゼンドルファーを愛用し、曲の世界に深く入り込むために、演奏は全て暗譜で行う。